心臓と脳。
肉体の中でも最も中核である臓器。
ただ、中核ゆえに、それ自体は最も器でもある。
心臓だけでは人体は成立しない。
血液がなければ空打ちである。
腎臓がなければ、肝臓がなければ、肺がなければ。
そう、とたんに心臓というよりポンプになってしまう。
脳も、
神経がなければ出力先がなく空回りである。
手がなけれ、足がなければ、顔がなければ。
とたんに脳というより記憶装置になってしまう。
そしてその「中核≒器」の性質は他の臓器や機能の単位からみても同じである。
空性とは本当に素晴らしい悟りの境地だw
結局そこにカエルのである。
無事、そこにカエル。