自己否定とは、自分の現実を否定する行いを指す。
自分の現実とは、「事実」に対して「自分が感じたこと、考えたこと」が付与された、認識された状態の事である。
よって、「他者の現実」を受ける時、(話をきく、文字をよむ等)
己の自己否定によって、他者の現実にも否定が入り込むのである。
他者が良いとおもったこと。
他者がこうであると定めたこと。
それもである。
自己否定は他者否定であり、
他者否定は自己否定の鏡面現象である。
ゆえ、望むが叶わぬコトがあるならば
それは、自ら否定して受け取らぬと定めたコトである。
その智を得て、赦しを経る。
その時、すでに現実が「今ここ」にあったことを感じるであろう。